日本は高齢社会に突入しているので、これから介護職を目指す人はますます増えていくでしょう。そのような人に、ぜひ知っておいてほしいことがあります。それは、介護業界の現状についてです。介護保険制度は2000年からスタートしましたが、これを受けて介護サービスの提供が全国で活発に行われるようになり、今では介護保険の総費用は10兆円にも到達しています。しかし、介護業界は慢性的な人材不足という問題に直面しているのが現状です。そのため、介護業界では、人材不足を解消するためにさまざまな取り組みが行われています。

例えば、資格取得に対する費用の支援や再就職への支援、介護職員のベースアップなどはその代表です。そこで、介護業界で転職を行う場合には、積極的にこれらを活用することをおすすめします。

また、介護職の仕事内容をあらあかじめ理解することも欠かせません。介護職の仕事というのは、介護を必要とする人が日常生活を円滑に送ることができるようにサポートをすることを目的にしており、高齢者介護の場合は、主に老人ホームやデイサービスなどの施設に勤務することになります。仕事内容によっては、資格が不要なものもあるため、未経験でもチャレンジできますが、キャリアアップのためには資格は欠かせません。介護職を目指す方や、現役で働いている方の参考情報が満載の＜＜求む！21世紀介護戦士＞＞にも、キャリアアップに関する記事が掲載されているので、ぜひ熟読してみてくださいね。